Session 12


中3の頃付き合ってた彼女がいた
俺は2月の早々に私学受験に成功し、
公立受験を控えてヒーヒー言ってるみんなを尻目に気楽な日々を送っていた


ところが彼女は受験失敗
そのとき一番側にいて支えてやらないといかんはずの俺が、力になれなかった
向こうも明らかに俺を避けだして、自然崩壊へ


後になって聞けば向こうは、
自分と俺の差をつい考えてしまって、
面と向かって喋りにくかった部分もあったらしい
でもそんな理屈じゃなく
「なんて言えばいいかわかんねーよ」なんて逃げじゃなく
俺が多少強引にでも行動を起こすべきだった
難しいからどうにもできなかったんじゃなくて、
ほんとに好きならなんとかするべきだった


いつになっても思う
「あー、あの時俺は何してたんや・・・」
反省から得るものは在り
後悔から得るものは無し