Session 4


京都へ舞い戻った少年しぐ
幼稚園年中組〜現在に至るまで、京都市内で育つ
京都は母さんの故郷


京都での幼稚園生活はまさに順風満帆
田舎で不便な地域とは言え、小さい子供にはあんま関係ないし
てか俺は母方のじいちゃん・ばあちゃんが大好きだ


この頃から、人生の好調な時期に差し掛かっていく
例えば一生を駆け抜けるために10のエネルギーが用意されているとすると、
中学卒業までに8ぐらい使ってしまうような
早熟だったと言うべきかも知れない
とにかく幼稚園では何をするにもトップクラスだった記憶しかない


なんか運動も得意やったし
サッカーで近畿2位とかなったし
勉強とか余裕やったし
音楽会で、他の子が難しくて断念したパートを代わってあげたり
女の子ともラブラブしてたさ
そしたら先生に「好きな子はいる?」って聞かれて、
素で男友達の名前答えたりとか


とにかく毎日が楽しくて、悩みなんて全く無かったと思う


アメが甘いほど、ムチは痛い